猛省

 猛省:[名](スル)きびしく反省すること。「―を促す」「今までの態度を―する」。何度も繰り返しつつ、自分に鋭く刺さっていなかったのだと実感した言葉。何かにチャレンジして、失敗したあとその場はもっとやっとおけばよかったと後悔しながら、結局まったくもってその持続力のなさにまたなげきつつ、この今こそ学ばなければと思わされるのでした。

 詳しくは申しませんが、とある国際機関一次審査を通り、本日筆記試験を受けたのですが・・・恐ろしいぐらいに出来なかった。その分野の専門性の欠如はともかく、文章力で補うことすら出来なかった。仕方がない、次行こう、次という開き直りは必要なものの、こうした経験をさらっと流してと思ってしまったら何も学ばないので、今日は猛省、そしてアクションについて考えます。

 詳細は書きませんが、問題は二問、120分。国際機関に勤めるんやったらこれくらい出来ないとね、という問題が出されました。しかし、

・問題を素早く読んで、要点をつかむ
・文章をダブらず、そして相手に伝わるように書く

というこの二点が特に出来なかったわけです。
勿論、提出しましたが、私が採用官だったら、提出者の能力疑いますね。

 素早く数ページの資料を読むのは、日々の読書量。近頃、ニュースあるいは小説(今はアンネの日記再読)ぐらいしか読んでおりませんでしたので、まとまった一続きの文章を読んでも頭にすっと入ってきませんでした。こればかりは、読んで、読んで、そして自ら書くしかないわけです。

この能力を伸ばすため、
・一日一遍でも論文などに触れる。
・上記から学んだことなどをまずは日本語、そして英語で要約をする
・英語でひたすら書く。はじめは易しい文章から、そしてまたアカデミックな精査に多少は耐えられる文章

私これまで経験からの悟りは、結局大なり小なりNGOでも国際機関であっても、現地に通じていること、言葉が話せることはアドバンテージでも英語(時にはフランス語、あるいは日本語で)正確に、そして早く文章を書ける能力がない限りは即戦力としてみなされないということ。要は読み書きがどれほど高度なレベルで出来るのかということだと思います。これが出来なければ、いくら良いアイディアがあっても表現できず、伝わらないわけです。
プチ引退モードでしたが、よい意味でハッとさせられた出来ごとでした。






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