[マレーシア観光] クアラルンプールの夜(1) マレーシアでトランジット

クアラルンプール、「KL(ケーエル)」と呼ばれるマレーシアの首都。「泥川の交わるところ」という意味のマレー語を語源に持つのだとか。近代的な大都市であり、様々な文化が混在する町。
インドネシアからフィリピンへの帰路、ストップオーバーで一泊したクアラルンプール。ストップオーバーで、バジェットトラベラーがこのまちで何が楽しめるのがまとめました。

ペトロナスタワー
有名なペトロナスツインタワー

空港から市街地へ

クアラルンプールの市街地へ行くシャトルバス
おのぼりさん的クアラルンプールの旅はまず、空港から繁華街に行くところから始まります。バジェット航空の飛行機の発着場所はKLIA2。白くモダンな建物の一階部分に降りるとブースごとのバスの発券カウンターがあります。

片道のバスの値段は10リンギット。電車やタクシーでも街に出られますが、その二つの選択肢は少々高くつきます。ちなみに、バスは同じ会社を往復で購入すると4リンギットほどの割引を受けられます。

空港から市街地へのアクセス
電車
KLIAエクスプレス(15分~20分間隔で運行)
KLIA・KLIA2からKLセントラル駅直行
所要時間:約30分
料金(片道):大人35リンギット 子ども15リンギット

クーポンタクシー
料金:90リンギット~

バスで1時間とちょっと、渋滞のない道をすいすいと行くとクアラルンプールの中心地に到着します。我々の宿泊施設はチャイナタウンの安宿の1つ。旅の疲れでねこんでしまい、うっかり降りそびれてしまい、次のバス停留所で下車。鞄の重みを肩に感じながら、10分で宿泊場所に到着。

宿泊場所

宿泊場所は、フェーンロフト。バックパッカーが多く、特に欧米からの若者が多いようでした。著者夫婦はカップルなので、ドミトリータイプではなく2人部屋をとりました。簡易な朝食も食べられます。

フィリピンペソで換算するとそれなりのお値段なのに、窓もなくあまりの小ささにちょっとがっかり、しかしこういうところで国の経済状態を考えたりします。マレーシアは資源のある国。そしてASEANの中でも給与や物価のレベルが高いのです。

街の散策と観光

宿泊場所に荷物を置いて、街をぶらぶらしクアラルンプールの雰囲気を楽しんだあと、お目当てのペトロナスタワーへ向かいました。移動は電車。ラッシュアワーのはずなのにシンガポールの鉄道のように日本やフィリピンのようには込み合っておらず、非常に快適。

下車駅はKELANA JAYA 線のKLCC。
マレーシアの高架鉄道の改札
マレーシアの高架鉄道の改札


クアラルンプールの鉄道


ペトロナスタワー

クアラルンプ―に来たなら、みておきたいのがペトロナスタワー。ペトロナスタワーは、マレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築された高さ452mの88階建の20世紀では世界一の超高層ビルでした。
ペトロナスタワー クアラルンプール
ペトロナスタワー クアラルンプール

現在は世界一ではありませんが、二本のビルが対になっているツインタワーとしては世界一の高さです。この塔はイスラム様式でマレーシアのモスクに似せてます。

41階と42階に2本のタワーを結ぶ連絡橋があります。

このタワーの写真のスポットはタワー前の公園。カップル、グループ、家族連れ、ビジネスマンなど観光客が夜のタワーを見に集まり、それぞれ何枚も写真を撮っていました。

これぞ、おのぼりさん的観光(笑)のクライマックスです。

このタワーの前で、研修に来ているフィリピン人の若者に会い、結果長話。ペトロナスタワーを目の前に語らうロマンチックなカップルという設定はあっという間に日常的な世話話、仕事の話、政治の話に変わったのでした。

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