フィリピン料理 ‐ フィリピン人のソウルフード、アドボ(adobo)を作る [レシピ]

アドボはフィリピンの煮込み料理の1つ。フィリピン人のソウルフードといってもよいほど、多くのフィリピン人に愛されている料理です。
酢の程よい酸味とお肉の柔らかさが故に、日本人も好きになるフィリピン料理です。
アドボン・マノック(Adobong Manok)
アドボン・マノック(Adobong Manok)

フィリピンの家では冷蔵庫がなかったので日持ちするありがたい料理でした。

材料

[材料 4人分]

  • 鶏肉(モモ肉) 400グラム
  • 醬油 100ミリ
  • 酢  150ミリ
  • ゆでたまご 4つ
  • 胡椒(つぶのまま)適量
  • ローリエ 1枚
  • ニンニク 5~7かけ
  • 玉ねぎ小 2つ
  • ジャガイモ 3つ
  • 油 適量


お好みで野菜(ジャガイモ、人参、まめ)を入れるものよいと思います。

(1) 材料である肉をごろっとするサイズ(大きめ)に切り分けます。

(2) 野菜は一口サイズで。
アドボに入れる野菜は一般的にはジャガイモ。写真では、ニンジンと豆を入れています。
時に食用バナナですが(フルーツとして食するバナナであるジャイアントキャベディッシュとは異なる)。

(3) #1と#2を肉を醬油、お酢(1:1)数時間つけておきます。
*ゆで卵もこの時にすでに殻をとって醤油+お酢につけておくのがベスト。
*漬け置きに使った調味料は調理時に使います。

アドボン・マノック(Adobong Manok)の調理


(4) みじん切りしたニンニク、玉ねぎを油で炒め風味をだします。
*私はたっぷり目のニンニクがおいしいかと思います。

(5) #4につけておいた肉を入れて炒めます。
* 野菜を入れる場合はこの時点で一緒に炒めましょう。焦げ付かないように気をつけながら、時間をかけて炒めます。
* この時にじっくりジャガイモを炒めると、ほどよい固さに仕上がります。

アドボの作り方



(6) #5に粒コショウ+お酢+醤油を入れて中火で煮込みます。

(7) #6にゆで卵を入れます。
*タイミングはお好みで。

(8) 火を弱火にして、水分を飛ばすように煮込んでいきます。

実は色々な作り方があります。(2)(3)の手順を踏まず、そのまま煮込んでしまうという人もいます。油を少なくして、ヘルシーに作るのがコツでしょうか。

しかし、苦なくしてアドボが楽しみたい場合は、Mama Sita Adobo Mixのパウダーが便利。他にもメーカがありますが、Mama Sitaブランドは味が安定しています。実はここオランダのアジア食材のお店で見かけます。既に味がついているために苦労なくフィリピン的アドボの味が楽しめます。(フィリピンに旅行時にはスーパーで購入可能!)

フィリピン人のソウルフード、アドボ、一から作るもよし、パウダーで手軽に作るもよし、是非お試しあれ。

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