平和を考えるワークショップ in フィリピン

つ、つかれた。

いい意味でですが、久々にワークショップのファシリテーションを1人で一日やり、賞味8時間以上立ち続けて身体的にはかなりへたばりました。

 身体がなまっている証拠でしょうか。

先日、旦那の授業を4時間半(一コマ一時間半を3回)連投しましたが、授業とワークショップではダイナミズムが違うなぁと思うところ。私は勿論ワークショップの方が好きです。

ワークショップを一日面倒見た理由は旦那の勤めている大学で毎学期末に行う通称ACPというプログラムの故。本当にフィリピン人、頭文字で省略して言うの好きねぇ、というかんじですがACPはAlternative Class Programの略です。

学生がアカデミックな授業だけでは学べないことを学ぶ一日で、大学の教員から国連職員、私のようなフリーランスの人間まで含めてプログラムを担当します。

掲示板に張られたワークショップの説明
とあるクラスは国連からジェンダーの話をする人が来たり、フィリピン人と結婚したチュニジア人がフランス語の会話を教えたり、ディベートの専門家が来て、やり方を教えたり・・・するわけです。盛りだくさんのプログラムは全部で20弱。

事前に学内にプログラム概要が張り出されるのですが、私のプロフィール写真は恐らくFacebookから取られたもの(汗)数年前の大学院卒業時のもの・・・何もその写真を選ばなくても。。。と少々驚き。

このプログラムの出席は授業の出席と同等のものになるため、多くの90パーセントの生徒が何らかのプログラムに登録・出席します。

私のワークショップへの参加者は約40名、午前と午後2回受け持ちました。1回のワークショップの時間は4時間。この話が来たときは3時間って聞いていたのだけどなぁ・・・と思いつつ4時間×2回を安請け合いしたのでありました。

ワークの内容は勿論「平和」一応、修士号平和学で取っています故(笑)ただ、更に私のワークショップのカテゴリーは学生が何らかのスキルを身につけるということもあり、折り紙と平和となりました。

大まかな流れは、アイスブレーカー、期待度チェック、平和の定義を一人一人に書いてもらい、グループでシェア、更に平和一般に関する話から、原爆などの話を含めて折り紙セッション、まとめました。

参加した学生の殆どは、政治信条とは縁が深くないような参加者たち。彼ら相手にどこまで食い込めるか・・・

平和の定義等は思いの外、みんな真剣に書いてくれました。
あなたにとっての平和の定義ということで、かいてもらいましたが、中には「トイレに行った後」、と書いた学生がいました。

一応、つっこむと「排泄後のそう快感」と答えていました。誰かは絶対書くと思ったけどね(笑)

ボトムラインのメッセージは、いかなる理由があろうとも人殺しを容認してはいけないということ。色々平和学で話を噛み砕いて話をし、話はシリアスになりつつもアイスブレーク、折り紙セションを盛り込み皆楽しんでくれたようでホッとしております。

ボランティアでありましたが、いつもはチームで行うファシリテーションを1人でこなし、立ち続けた8時間は私にとっても意義深いものでした。






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