ドア職人って本当にドアだけ専門なんですね―フィリピンで家の修繕

フィリピンの田舎に行くと本当に分業制度がまだ生きているとつくづく思い、そして時に驚きます。

前回のブログで、義母の家の修繕の話をかきましたが、今回はこの修繕した家にドアをとりつけるという話。

われら夫婦の4畳半のお部屋は、ドアなし。カーテンでこの一ヶ月過ごしていました。それはどうしたものかと、旦那が「ドア職人」に依頼して、ドアを注文。

ドア職人って。。。一体何?という感じですが、文字通りドアを専門に作っている人で、コミュニティに住んでいます。正確には隣のバランガイ(フィリピンの行政の最小単位)ですが。

採寸の通りドアを作ってもらい、完成し2日前にそれが運ばれてきました。結構な重さで、大人2人がかりでもってきました。

これでやっとドアが設置されるとわくわくして運ばれてきたドアを愛おしく見つめていましたが、そうしているうちに、職人とその手伝いは、「じゃあこれで」とすたこらさっさと引き上げ。

・・・・・え、ドア、壁に立てかけたままなんですけど。

だって、ドア職人だもの、ドアを作る以外の作業はしないわよ・・・とのこと。ドアノブすらついていない、でっかい加工された板きれを放置。

これをどうしろっていうのさ。

帰宅した旦那をつかまえて状況を説明。すると旦那は平然と、大工を雇って設置してもらうのさ、と説明してくれました。

ドアノブと蝶つがいは?

自ら購入とのこと。さっそく、ドアノブ、蝶つがいをお店で購入。蝶つがいはともかく、人生の中でこんなにドアノブを真剣に探して選んだことはないぞ。

これでまた一歩ドア設置に近づいたのでした。

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3 件のコメント :

  1. Something happened to me too the first time we ordered a door.

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  2. Strange. isn't it? Well, door makers are door makers. Some of them don't even know how to install one. Source: Me

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  3. Luke, you experienced the same? It is quite interesting division of labor. Isn't it?
    As of now, I understood it is how local economy works. But it is surely interesting and strange experience that literally only door was delivered.

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