異国でボランティア活動してみてよかったこと

(異国で)ボランティア活動をしてみてよかったことを一ヶ月の活動を締めくくる上で書きたいと思います。
前回のブログで、「色々あってたいへーん」的な投稿をしました。そのあとに言うと説得力ありませんが(汗)、よい点は以下にあると思います。

1.ネットワークが作れる


ボランティアを通じてのネットワーキング
ネットワーキング
ぱくたそ www.pakutaso.com、写真 すしぱく


今は大学の教員から一介のフリーランサーになりました。団体と言うブランドも後ろ盾もないので、努力と運で道を開いていくしかないのですが、ネットワーク(繋がり)はそれらを何倍にもしてくれます。

フィリピンでも仕事の他、ボランティア活動(勉強会・集まり)に関わっており、そこでの人間関係が実際の仕事にプラスの影響がありました。毎週金曜日、ムスリムの団体のコーラン勉強会におじゃかさせて頂いていましたが、それ故にフィリピン南部ムスリム地区でお仕事する際、また大学でミンダナオ紛争に関する実行委員会の委員長に選出された際、僅かながらも彼らの立場を理解し、また重要な会合がある時には声をかけてもらえました。

オランダでは、他の団体に属する人に団体という窓口を通じで会うこと+繋がることが出来ています。別に窓口がなくても、会いたい人には勝手にアポイントを取って会いに行きますが・・・、団体に所属していることで、相手も何だかよくわからない人に会う、という不安がなくなるのではないかと思われます。そういう意味で、仕事がらみ(同業者)の知り合いを増やせそうです。

2. 同僚から学べる


同僚
同僚のイメージ
ぱくたそ www.pakutaso.com、写真 すしぱく


同僚がかなり興味深い人たちで、色々と刺激になり、(特に人生経験を)学べます。前回のブログで書いた通り、著者のお手伝いする団体はパートタイムさえも居ない、純ボランティアで回っている団体です。

それ故、団体でボランティアしようとする人はシニア(定年退職した人)や、夫の仕事の関係でオランダに移住したような人(著者のような立場の人)が現在は多いです*。人生と仕事経験豊富な彼らに休憩時間などは、色々と個人的な質問をしまくっています。
ハードコアボランティアの女性は、とっても個性的+パワフルでいつか個人的にインタビューしたいと思っているところです。

人生や仕事がらみのこともそうですが、お得な情報(安売り、レストラン、博物館)も色々と教えてくれます。ハーグに住んで短いので、大変ありが痛いと思っています。

*学生を受け入れた経験もあるそうなので、特にシニアや主婦ボランティアを募集しているわけではないようです。

3. 異国(オランダ)を知る手掛かりがある


発見!?
ぱくたそ(www.pakutaso.com) 写真:すしぱく モデル:lala


同僚はオランダに20年という人もいます。彼らからの話や、同じビルに入っているNGO(著者の団体の入っているビルは、主に非営利団体がオフィスを置くビル)などを観察しながら、オランダと言う社会を覗くこともできます。

例えばランチタイム。ビルには共有のキッチンスペースがあります。本格的な調理は出来ないものの電子レンジや湯沸かし器などがあるため、そこにランチを持ってきてオフィスメートとグループランチをとる姿が見られます。

オランダ人スタッフで多いのは食パンを持参し、そこにチーズやハムを挟んで食べる簡単なサンドイッチ。これがオランダスタイルのランチなのだとか。実は、私も近頃は毎日ハムとチーズ、そしてチョコレートなどのサンドイッチを持ってきています。ただ、これはオランダ式というよりは面倒くさいだけの話なのですが・・・。

著者のオフィスは、皆が自分用に持ってきた食料をシェアしてます。ここ2,3日はペルー人のボランティアの女性(私には天空の城ラピュタのドーラのような外見)の作って持ってきたベイクドポテトや手作りのハンバーガーをおいしく頂いたばかりですが・・・

先日は女性団体のオランダ人職員さんたちとランチしました。短い時間でしたが、オランダ人の社会がとりわけ女性を理解した政策を取っているわけではないことを学びました。

ボランティア参加方法
興味のある団体のウェブサイトでjoin usなどとあるページに飛ぶと、正規職員の募集と共に、インターンやボランティアの募集が掲載されていることがあります。常に機会があるというわけではないので、定期的にそれらの団体のウェブサイトを訪れるのがよいでしょう。

また、コネを用いることも可能です。顔の広い友人や知人に団体とお見合いさせてもらうなど。これらは何ら真新しいことはありませんが、極めて有効な手段かと思います。

学生時代のボランティアやインターンの主目的は社会経験を実際の職場関係の中で積むことですが、(そう若くはない)その他の年代にとってもボランティアやインターンとして団体と関わることは意義深いことのように思います。異国で生活を始めたら、ボランティアに限らず、習いごとでもいいのですが・・・人と深く接する活動への参加をおススメします。活動への参加から、恐らく異国への認識が深まるのではないかと思います。

オランダでボランティア活動はじめました>>

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