[ハーグイベント情報] オランダの「王の日(キングズデー)」(4月27日)ーお得なフリマは見逃せない!

4月27日はKing's Day(王の日)。ウィレム=アレクサンダー国王の誕生日です。国民の休日で昨晩から様々な催しが行われており、街ではライブ演奏、今朝もテレビでティルバークを訪れている皇室一家の様子が報道されていました。

いまから4年前の2013年4月30日、母のベアトリクス女王が退位し、ウィレム国王の即位式が行われました。その式典に皇太子ご夫妻が日本から出席されたのも記憶の新しいのではないかと思います。その日以来、女王の日(4月30日)から王の日(4月27日)に変わりました。

Flag of Netherlands
軒先に飾られたオランダ国旗


前女王の日は、前ベアトリクス女王の誕生日ではない

王の日あるいは女王の日は慣例的に現国王や女王の誕生日ですが、実は前女王の日(4月30日)は前ベアトリクス女王の誕生日ではありません。4月30日はベアトリクス女王のお母さん、ユリアナ女王の誕生日です。
ベアトリクス前女王の誕生日は1月31日。しかし、オランダの1月は寒さが厳しく、式典や国民が楽しむイベントを行うには不都合である配慮から、ユリアナ女王の誕生日に女王の日を祝う慣例を残したと言います。

フリーマーケット 

ウィレム国王とマキシマ王妃、そして3人の子どもたちも同行しての公式行事があります。その様子はテレビ放送され、現地に行けない多くの国民も目にすることができます。そんな休日感あふれるテレビ放送が流れる間、フリーマーケットに出かける家族も多く、著者も夫を連れて、マーケットにいそいそと出かけました。

一般市民が、市が指定する場所に茣蓙を広げ、家庭で不要になったものを販売します。古着などの衣類関係がほとんどですが、食器、家具、ベビー用品、自転車なども販売されています。

王の日のフリマ in ハーグ


王の日のフリマを楽しむコツはいくつかありますが、1.一度いいなぁと思ったものは迷わず購入すること、2. ダメもとで値切ってみること、3. 目標の真剣さから行く時間を決めること、の3点でしょうか。

1.迷わず買う
フリマの会場は広く、一度歩いてくると、来た場所に戻るのが大変なのはもちろんのこと、戻ってきたら売れてしまっていたということもただあります。なので「これは!」という品に出会えたら絶対購入です。

2. 言い値で買わなくてもよい
衣類は大体50セント~10ユーロの間、最も多いのが1ユーロの衣類。ジャケットなどは3ユーロなど。言い値から、1~2割引交渉してみるのもよいと思います。特に売れていなかった品は、売主も手放したいと思うところがあり、案外すんなりと割引交渉が成立します。

3.得たいものの重要度は?
マーケットは朝は7時ごろから始まります。良いものからどんどん売れていきます。なので、どうしてもほしいものがあるときには、朝の早い時間に行くのがおススメです。朝のよいところは、人も少なく、品ぞろえも豊富です(知人談)。

もし、値段重視であれば夕方の4時ごろに行くのがおススメです。4時~5時にはマーケットは終わるので、4時ごろに行くと店の主が持って帰るのが面倒くさいと商品を値引いて販売しています。また、売主が放棄した品々を道に見つけます。それらはもちろん「無料」です。

今回のフリマでの目標は、旦那のジャケット、私のジョギングシューズ、本棚の三点を得ること。今回のフリマの場所では衣類が多く、家具はあまり取り扱っていない様子でした。そのため、夫のジャケットはゲットできたものの本棚と私のジョギングシューズを得ることができませんでした。

購入したジャケットの値段と質に満足。ジャケットはブランドもので、2ユーロから1ユーロ値引いてもらい購入。ジョギングシューズは購入なりませんでしたが、以前から興味があったインラインスケート1ユーロで入手。帰りは、履いて帰りました。そのほかに、夏用のブラウス、婦人物のセーター、冬用のキャップなどを無料で入手。

来年もハーグでこの日を迎えるのか分かりませんが、来年は早めにいってみようと思いました。ハーグでのフリマの開催場所は、Frederik Hendrik straat, Belgisch park, Stevin straat. Leyenburgです。

また、フリマの他、ライブなどの催し物も盛りだくさん、この時期にオランダにいるなら絶対見逃せないイベントです。

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