[ダブリン観光] ダブリン・トランジット14時間ーダブリン空港から市内への交通オプション

突然ですが、渡米すべく移動中です。著者の乗った飛行機は、エアリンガス(Aer Lingus)。エアリンガスはインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)の傘下となったため、予約はブリティッシュエアウェイズ(British Airways)だったのですが、エアリンガス機でアイルランドに降り立ちました。アムステルダムのスキポール空港から一時間40分。短い旅でしたが、ここからが長い。実は乗り継ぎの便は翌朝。諸々の時間を差し引くと、14時間トランジットのための時間があります。幸いシェンゲン条約の関係でビザがいらないアイルランド入国、トランジットの時間を楽しむべく、町に繰り出しました。

ダブリン空港から町まで、何を利用したのか?空港から市内への交通のオプションを紹介します。ダブリン市街地までは約10キロと近く、電車こそありませんが、アクセスの方法は、バス(エアポートバス、市営バス)、タクシー、Uberなどいくつかあります。

バス

まず、観光客が利用するシャトルバスについて。

エアコーチ(aircoach)

空港から市内へ運行しているシャトルバス。
チケットは到着ロビーのカウンター、券売機もしくは乗車時にスタッフから購入する。
乗り場:ターミナル1は到着ロビーすぐ。ターミナル2は 到着ロビーから「Bus」の表示を目印に歩く。
路線:700 運行時間:15〜30分間隔で24時間運行。
所要時間:空港からO'Connell Streetまでは約25分
料金:6ユーロ(O'Connell Streetまでは7ユーロ)。往復割引あり。
ウェブサイト:エアコーチ公式サイト

エアリンク(airlink)
ダブリン、エアリンク、空港シャトルバス
ダブリン市内を走るエアリンク
空港から市内へ運行しているシャトルバス。
チケットは到着ロビーのカウンター、券売機もしくは乗車時にスタッフから購入する。
乗り場:上記と同じ
路線:747
運行時間:06:00〜23:30(日祝07:00〜23:20)の15〜20分間隔で運行。
所要時間:終点まで約30分。
料金:6ユーロ(O'Connell Streetまでは7ユーロ)。往復割引あり。
ウェブサイト:エアリンク


市バス/ダブリンバス(Dublin bus)
ダブリン市内を走るダブリンバス
ダブリン市内を走るダブリンバス

空港と市内を結ぶ路線バス、そして市民の足。ローカルは空港に向かう際は、これを利用するのだとか。支払いは乗車時で現金のみ。運転手に行き先を告げます。お釣りをその場でもらえないので、必ず小銭を用意しておくこと。どうしてもお釣りがない場合は、運転手から領収書を発行してもらい、それを換金します。
乗り場:ターミナル1駐車場 前(Bus Stop No. 7347)
路線:16
運行時間:06:20(土06:30、日08:20)〜23:30の10〜30分間隔で運行。
所要時間:空港からO'Connell Streetまで
バス16のバススケジュール
路線:41(Swords Manor行き)
05:40〜23:25(土06:50〜00:10、日07:15〜23:40)の20〜30分間隔で運行。
バス41のバススケジュール
料金:2.8ユーロ〜(市街中心地は割引なしで3.3ユーロ)。
ウェブサイト:

シティスケープ(CityScape)
市内を巡回するHop on Hop offタイプのバス。一日乗車券を持っていることで、効率的かつお得に市内を観光することができます。料金は、オンラインで12ユーロ(1日券)。
ウェブサイト:シティースケープ

シャトルバスのエアポートホッパー(airport hopper)もありますが、MaynoothやTallaght行きで、市内には行かないようですが、市内の観光にはよいでしょう。また、バイキングにあやかって、バイキングの船をイメージした乗り物も市内を走っています。これは、バイキング・スプラッシュ・ツアー(Viking Splash Tours)と呼ばれるもので、バスは水陸両用なのだとか。
バイキング・スプラッシュ・ツアー(Viking Splash Tours)のバス
ダブリン市内を走る、バイキング・スプラッシュ・ツアー(Viking Splash Tours)のバス


タクシー

ダブリンエアポートタクシートランスファー(Dublin Airport Taxi Transfers)
タクシーはバスよりももちろん割高ですが、グループでの旅行の場合は便利です。
乗り場:上記と同じ
料金(空港から市中心部):36ユーロ(3人まで)。42ユーロ(8人まで乗車可能)

Uberでの料金も上記のタクシーと同じぐらいになります。

もし、著者のようなトランジットのみの利用であれば、LeapVisitor(リープビジターカード)を活用するのがよいのではないでしょうか。これは、空港からのバスも含めてダブリン市内の交通のカードです。種類は24時間(10ユーロ)、72時間(19.50ユーロ)、7日間(40ユーロ)とあります。

実際利用したのは?

ダブリン、オコネル橋からの景色
ダブリン、オコネル橋からの景色


一番庶民的な市バス。第2ターミナルの到着ロビーからバスの表示に従うと、シャトルバスの出発場所に行きつきます。著者は市バスを利用したかったため、更に歩みをすすめてターミナル1駐車場に。バスには幸い待ちも少なく、すぐに乗車できました。

しかし、今日は、サッカーの試合が空港から町に向かう途中にあるクロークパークで開催、それによって生じた渋滞が酷く、驚くほど車が動かず、予想していた40分ほどの道のりが、実際は1時間とかかってしまいました。まちから空港に向かう道も同じく、しかし今回は1時間以上。急いでいる場合はこれらのイベントなど注意が必要でしょう。

不便が多い市バスですが、一般のアイルランドの人たちが利用しているため、彼らとちょっとした会話を交わすことができたり、人によっては車上から見える風景を説明してくれたりと、ちょっとした旅の出会いを嬉しく感じられる交通手段ではないかと思います。

空港から市街への電車が無いのですが、観光地化されたダブリンにはバスのオプションがいくつかあり、予算、飛行機の便のスケジュールなどに合わせて選ぶことができます。美しいアイルランド、著者の場合は今回ストップオーバーでのあわただしい観光でしたが、次回は是非、景色、味覚、よりアイルランド的なものを経験したいと思います。

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