クリスマスが待ちきれない♪ 「Ber Months(バーマンス)」に突入したフィリピン!

今日は歩いていたらマライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」が聞こえてきました。ショッピングモール、商店街はもうクリスマスモード!!。
ああ、もう少ししたら、クリスマス・・・
オフィスドアのデコレーション



ってまだ9月なんですけどね(汗)。

フィリピンでは通常8月下旬から商店からはクリスマスソングが聞こえ、さらに商店にはクリスマスグッズが並びます。クリスマス用の飾りは勿論、サンタクロースとは言い切れないけど、サンタ的な何かが飾られています。

準備、祭りモード、早すぎるのでは?というのは愚問。だって、フィリピンだもん。

クリスマスグッズ販売のフィリピン
2017年9月6日のショッピングモール内の様子
クリスマスグッズが販売され、BGMもクリスマスです。
クリスマスの準備、早すぎ!

Ber Monthという数え方、考え方

9月~12月はBer Monthと言われており、クリスマスの序章が9月が始まっています。Berは英語でのSeptember, October, November and December の後の3文字。

まるで、これはフィリピン人がクリスマスを楽しみにしてもよいというお墨付きをもらったような名称。

BerMonthとなると、パロルと呼ばれる星型のクリスマス用のランタン(クリスマスの飾り)が製造され、販売されているとニュースで報道されはじめます。そして、毎日の報道番組の最後には、ニュースキャスターが「クリスマスまであと○日」など、クリスマスのカウントダウンもします。これは3カ月前ほどから始まります。

また、早いうちでは10月からクリスマスを飾り付けをする家も。11月にはもう町はクリスマスモードとなります。これらは、Berの月だから許されること。

ピノイ(フィリピン人)よ何故そんなにクリスマスが待ち遠しいか!

クリスチャンだから

熱心なクリスチャンの多いこの日。キリストの生誕を祝うクリスマスが、嬉しい祝日でないはずはありません。クリスマスの前もノベナと言われる9日間の特別な祈りを捧げます。一年を振り返り、新しい心でキリストの生誕を祝います。

家族が「これ」を理由に集まれるから


クリスマスの時の御馳走
普段は離れ離れの家族もこれを理由に皆集合。海外に出稼ぎに出ている家族が長期の休みをとって戻ってくる場合があります。これこそ当に待ちに待った時。家族のつながりの強いフィリピンでは、家族がともにいるということで感じる幸福感が強いように思います。

お祭りモード

家族が集まれば、飲めや歌えやの宴会。クリスマスを理由に子どもたちは好きなもの(チキン、スパゲティ、ケーキ等)が食べられるのがこの時。特に普段は緊縮財政の家計も、ボーナスが入るクリスマスには少々奮発します。

子どもたちにはプレゼント

子どもたちはクリスマスのギフトに目を輝かせます。大人たちにとっては散財するシーズン+プレゼントの包装に追われる大変な日々ですが、子どもたちの喜ぶ顔を見たら・・・とのこと。

けど、単純にこのハッピーなお祭りの雰囲気がたまらない!という人もいると思います。年の3分の1をクリスマスのために生きていると言われるフィリピン人。色んな意味で脱帽です。

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