マーケットへ行こう!-フィリピンのローカルマーケットを楽しむ

フィリピンの至る所に大型のショッピングモールがたち、値段も明瞭、日本にいるような感覚で気軽に買い物を出来るという利点、そしてこの常夏の国フィリピンではしばしの涼を与えてくれるエアコン完備の施設は有難いもののそれらが確実にローカルの小規模ビジネスに影響を与えており、著者の生活していた地域ではまず中規模の店から厳しい状況となっています。大型ショッピングモールを敵視するわけではありませんが、たまにはローカルな雰囲気が楽しめるマーケットに足を運んでみてはどうでしょう?

People's Mallという名の小規模店舗の
集まり

外国人がマーケットで買い物をする難しさは、現地語を介さないといけないという点、値段の相場がわからないため値段をごまかされる(現地のレベルで1,2ペソとか)、場所は大体が外あるいはごちゃごちゃしており、屋外で暑いなどあります。

しかし、そうした点を配慮してもローカルのマーケットでの買い物をお勧めします。理由は以下。

マニラのパブリックマーケットにて

1) 鮮度が高い品物を取り扱っている

野菜は台風シーズンになると、スーパーマーケットのものと変わらない、鮮度が低い品になっていますが、基本的には葉っぱ系の野菜はスーパーのものよりもみずみずしいものです。
特に田舎になると、農家から購入したもの、あるいは農民がそのまま仲介人を通さず販売している場合もありますので、収穫して間もない野菜、魚も朝漁港から来たばかりのものを入手できます。

2) 値段

ナガ市のマーケットで見つけたコーヒーを挽く機械
バタンガス出身のおばちゃんがバタンガスのコーヒーを販売
野菜の種類によってはスーパーより安いものがあります。上記の青物系の葉野菜、玉ねぎなど(*価格は変動しますので、常に確認してください)
逆に、スーパーと変わらない、あるいはもっと高くなっている場合もありますが、稀だと思います。

ただ、注意しないといけないのは、時に計算ミスがあるということ。悪気はありません。マーケットで働く人たち、算数に弱い場合もあり、そのためシンプルな計算にも電卓を使います。品物の値段を一品一品聞いて自分で計算する必要があります。

3) 人間関係

フィリピンのマーケットでは、同じ場所に通いつづけることで、相手にも顔を覚えてもらい「スキ」-お得意先とお得意様という関係が出来ます。そうすることで、ディスカウントをお願いしたり、何かをおまけしてもらえたりします。
具体的な利点もそうですが、ちょっとした世間話などをするのもよいのかもしれません。

説明を追加

買い物ポリシーとして、なるべく小規模の店、マーケットで買い物をすることにしています。単純に好みの問題ですが、デパートの雇用体制が最悪で(従業員は、契約雇用で6カ月で入れ替わる弱い立場)、儲けているものの社会に還元していないと感じるためです。
また、マーケットの雰囲気がお祭りのようで面白く、好きです。
精肉の売り場では時に豚の頭や手などが売り場に並べられており、なんとも驚きですが、それもマーケットならではの光景。

マーケットで買い物をしたあとは、ココナッツジュースで喉を潤すのがおススメです。
今回は、ドーナツを揚げる香に誘われて、おやつに1つ購入。こうやって、フィリピンで少しづつ、肥えていくのですが、まぁ気にしない。

週に一度はマーケットに足を運んでみてはいかがでしょう?

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