フィリピン、ルソン島南部ビコール地方と言えば、唐辛子を使った辛い料理で有名です。近頃は料理だけではなく、辛いスィーツも登場しています（唐辛子のポルボロン や 唐辛子のアイス はビコールに旅行した際は是非試してください）。
ビコールエクスプレス
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| ちょっと赤くなってしまいましたが、ビコールエクスプレス(bicol express) |
材料
（2人）
- 鶏もも肉＊200g
- パプリカ細切りにしてひとつかみ
- グリーンチリ 又はたかの爪1～2本＊
- しょうが 大きめ１片
- にんにく 2片
- 赤玉ねぎ 小なら1つ
- ココナッツミルク200cc
- サラダ油大さじ1
- 塩小さじ１弱
- 粗引き黒こしょう少々
＊豚肉レシピが多いですが、今回は鶏肉で調理します。
＊オランダのマーケットで購入した唐辛子があまり辛くなかったので、3本投入しちゃいました！
①鶏肉の下ごしらえをします。
キチンペーパーで水気を切ったあと、鶏肉を一口サイズに切ります。
そのあと、軽く塩、胡椒します。
②他の材料を切ります。
ニンニク、生姜、赤玉ねぎはみじん切り
パプリカは、薄くスライス
グリーンチリはざく切りに
③ニンニク、生姜を油で香ばしくなるまで炒めます。
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| フィリピン料理の下ごしらえ、生姜、ニンニク、赤玉ねぎを炒めます |
④赤玉ねぎと、肉を投入します。
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| ビコールエクスプレスの調理、投入したチリは思いのほかあまり辛くありませんでした。 |
⑤その後、パプリカを入ます。
⑥パプリカがしんなりしたら、ココナッツミルクを入れます。
⑦ココナッツミルクを煮詰めて完成です。
ココナッツミルク、特に缶のものはかなり煮込んで水気を飛ばします。
夏時期の食欲がない時におススメのメニューですが、ビコール人の夫にとっては通年メニューです。
他の方が書かれたウェブサイトを拝見し、そこではココナッツ投入後5，6分煮込むとありますが、実際ローカルは水気が飛んでかなり濃厚なココナッツとなるまで時間をかけて煮込みます。特に缶詰めココナッツは煮込み、とろみをだします。
煮込むとココナッツのやさしい香りがします。とくに我が家は狭いので、ココナッツの香りが部屋に充満します。
ちなみに、これはビコール人一般が親しみ、食するビコールエクスプレスと言うよりは商用と言ってもよい気がします。ローカルのビコールエクスプレスは、とにかく半端なく辛く、肉ではなく細かい海老（チャーハンなどに用いるような）をつかったもので、塩辛のようにしてアツアツのご飯に少しだけ乗せて食べるような一品です。
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